正しい臭い対策&収納で快適なトイレを!
トイレは、住まいの中でも最も使用頻度の高い空間。毎日使う場所だからこそ、快適な空間にしたいものです。換気の方法や収納など、必要な設備・機能を把握して、より快適でリラックスできるトイレ空間をつくりましょう。
換気扇があるだけではダメ!?
トイレの設備を考えるうえで最も重要なのが、換気扇による臭気対策です。現在の注文住宅ではほぼすべてのトイレに換気扇が設置されていますが、換気扇を効率よく稼働させるためにはその設置位置にも注意が必要です。
トイレでは通常、ドアの下端の隙間から空気を取り込みます。換気扇は、この空気の取り込み口からなるべく離れた場所に設置するとよいでしょう。そのほか、トイレ内に窓を設ければ、通気と同時に採光が確保でき、トイレが明るい空間となります。窓は通常の片引き戸でもよいですが、より換気に適したジャロジー窓(複数枚の細長いガラスでつくられた、ブラインドに似た窓)などを採用するのもよいでしょう。
限られたスペースを広くする!トイレの収納とは
注文住宅では通常、トイレに大きなスペースを取ることは多くありません。そこで重要になるのが、トイレの収納能力です。トイレには、限られたスペースを広く見せられるよう、必要最低限な機能を備えたスマートな収納をつくるのが理想です。
トイレでの収納物は、トイレットペーパーや掃除用具、生理用品など小さなものがほとんど。そのため、奥行きはさほど必要ありません。空間に閉塞感を与えないためにも、高さを十分に取った収納とし、出し入れのしやすさを重視するとよいでしょう。
例としては、天井いっぱいまでの高さに吊戸棚を設置したり、壁の厚みを活かした半埋め込み型の収納(施工前に計画が必要)などがあります。市販の棚を設置するのも1つの方法ですが、収納物を人に見せたくない場合は、やはり扉付きの収納を設置することをおすすめします。
関連するコンテンツを探す
- 注文住宅の真髄がここに!
建築家の作品事例【注文住宅】を見る - 「匠」のリフォームはやっぱり劇的!?
注文住宅パーフェクトガイド - あ!この家、雑誌で見たことあるかも!
建築家の作品事例【人気ランキング】を見る - 注文住宅ができるまで~現場レポート
着工から竣工までを現場レポート!
上記の記事は、2011年11月11日現在のものです。掲載情報の著作権は株式会社オウチーノ(以下:弊社)に帰属します。情報内容は保証されるものではありませんので、万一この情報に基づいて被ったいかなる損害についても、弊社および情報提供元は一切の責任を負いません。予めご了承ください。