住宅の価格は何で決まる?素材・設備編

壁や床、天井などの仕上げ材料や、トイレ・キッチンなどの水廻りの設備は、機能や性能、デザインによって価格にばらつきがあります。一般的にどのような材料が安いのか、または高いのかをある程度把握して、予算の調整時に役立たせましょう。

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安い材料、高い材料って?

一般的に、工場で大量生産が可能な材料ほど安価であると言えます。
例えば外壁の仕上げ材であれば、建て売り住宅などに多く見られる「窯業系サイディング材」、内装であれば「ビニールクロス」は原料費も安くさまざまな製品が発売されており、最も安価です。

素材で個性や高級感を出したい場合は、左官による土壁やタイル、天然石などの仕上げを選択することになりますが、工場で大量生産が可能な既製品などに比べて、多くの場合費用は高くなります。また、フローリングなどに無垢材を使ったり、水回りにタイルや石などの仕上げ材を使う場合も、その他の材料に比べ価格が高くなりますので覚えておきましょう。

設備は持ち込みもアリ!?

キッチンや浴室、トイレなどの水回りの設備も、サイズや仕上げの種類などによってさまざまなグレードがあり、価格も異なります。最近では、既製品のキッチンなどを事前に安値で購入し、施工時に搬入して取り付けるというケースも増えています。ただしその場合は、こうしたことが可能かどうか、事前に施工業者や建築家などに必ず確認しておきましょう。

断熱材は性能が価格にあらわれる!

現代の住宅には欠かせない「断熱材」も、その種類や工法によって価格が大きく異なります。

まず、住宅の断熱工法には内断熱と外張り断熱がありますが、一般的により施工に手間がかかる外張り断熱の方が高価になります。
また、断熱材の種類には繊維系、プラスチック系などがありますが、プラスチック系の断熱材は断熱性能が高い分、高価になります。
さらに、薄くて高い断熱性能を得るためには、高価な製品を選ぶ必要があります。

地域の気候や理想の住まい方を十分に考慮し、予算と相談しながら選択しましょう。

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上記の記事は、2011年12月16日現在のものです。掲載情報の著作権は株式会社オウチーノ(以下:弊社)に帰属します。情報内容は保証されるものではありませんので、万一この情報に基づいて被ったいかなる損害についても、弊社および情報提供元は一切の責任を負いません。予めご了承ください。

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