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こだわりポイント
北海道に建つ定員120名の保育園です。 大地と一体となった丘のような円弧の屋根で、保育空間全体を包み込みました。 内部は、枝をはる樹木のような柱の形によって、森の中にいるような落ち着きのある 空間を生み出しています。 各保育室は、環境保育(自由保育)の実践の場として、各所にコーナーを持つ多様な空 間を展開しています。
待機児童問題がニュースなどで取り上げられている近年、保育士の数に加え、保育園など保育施設不足の問題が囁かられています。今回はそんな重要視されている保育施設の中でも、子どもたちが健やかに過ごせるように造られた、建築家による保育園作品をご紹介します。
限られた数の職員で幅広い年齢の園児がいる所では、常に子どもたちの様子が窺えるような動線設計が重要になります。また、元気いっぱいな子どもたちのために、外でも室内でも遊べるよう、施設の内部や屋外に子どもたちの遊び場となるような仕掛けを整備する必要もあります。このような子どもたちにとって『安全で楽しめる場所』を造り出すことができるのが、空間のスペシャリストである建築家なのです。また、建築家さんならではの個性的なアイデアも魅力のひとつです。建築家が手がけてきた保育園には、子どもたちを虜にする工夫が施された建物が数多くあります。
建築家の中には、住宅だけでなく、保育施設も多く手がけている方がいるので、そうした建築家は、さまざまな分野で建物の問題を解決してくれます。例えば、保育園を建築する場合に重要となるのは、住宅とは異なる様々な法律・条令です。こうしたややこしい問題も、建築家ならその基準に合わせて保育園をつくるノウハウを取り入れていくので、安心かつ魅力のある建物ができます。また、保育園によっては国や自治体からの補助制度を利用することができるケースがあります。どのようにすればどのくらいの補助が受けれるかという点なども、プロフェッショナルである建築家に相談できるので、非常に心強い存在となるでしょう。
建築家がさまざまな工夫を凝らしデザインをした、保育園作品の事例を厳選してお届けします。
北海道に建つ定員120名の保育園です。 大地と一体となった丘のような円弧の屋根で、保育空間全体を包み込みました。 内部は、枝をはる樹木のような柱の形によって、森の中にいるような落ち着きのある 空間を生み出しています。 各保育室は、環境保育(自由保育)の実践の場として、各所にコーナーを持つ多様な空 間を展開しています。
佐世保市の山中に計画された木造平屋の保育所建築。 同線の明確化の為、遊戯室を中心に配置し諸室をその周囲に計画した。 内装は自然材、段差等の解消、水平性を強調し、建物を周辺の環境に馴染ませた。
模様替えである事から、ごく一般的な集合住宅を、あまり手を加えすぎずに、いかに保育園らしい建物に変身させるかが1つの課題であった。それは子供っぽいデザインを目指す事では決してない。子供は小さな大人、色彩計画や照明計画を含めて子供達のセンスを磨く為に、いかにハイセンスなスタイルを目指すかが託された役目だと思った。
限られた空間、動かすことの出来ない開口部に合わせ可能な限り保育スペースを確保し、保育所施設の基準、建築基準法上の基準、消防、保健所等の基準を満たすように調整するのに苦労しました。2階の厨房からダムウェイターを使って保育室に給食を運びます。ダムウェイターと保育室の配置、水周りのをコンパクトにまとめる事、動線計画をうまくまとめることが出来ています。
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