狙い目の土地がわかる!? 地価が決まる仕組み

賃貸住宅の賃料と同様、土地の価格も、広さと立地条件に大きく左右されます。一般的に、都市部に近ければ近いほど、また駅に近ければ近いほど土地の価格は高くなりますが、このほかに土地の価格を左右する条件をいくつか紹介しましょう。

マスコットキャラクターアフタ・ビフォ・ピラミドス

土地の形で価格も変わる!

住宅用に売り出される土地は、正方形や長方形など、四角いものばかりではありません。三角形だったり旗竿状だったりと、さまざまな形状があります。土地の形状が複雑になればなるほど建物の設計難易度は上がるため、複雑な形状の土地はその分価格が安くなる傾向にあります。ただしこうした土地では設計や施工にさまざまな工夫が必要になりますので、その分建築費が高くなることがあります。せっかく土地を安く購入しても、工事費を入れたら割高になってしまった、などということがないように注意しましょう。

ただしこうした土地は、うまく利用すれば費用を抑えるチャンスにもなります。変形地や傾斜地などでの設計を得意とする建築家をみつけて、相談してみるのがおすすめです。

接道条件と周辺環境

接道条件(その土地がどのような道路に接しているか)も、土地の価格を左右するポイントです。

例えば南側の道路に接している土地は日当たりがよいため価格も高くなります。
逆に北側の道路に接していれば日が当たりにくく、その分価格も安くなります。
そのほか、角地の場合は建物の2面が道路に接するため日照や開放感を得やすく人気があるため、価格も高くなる傾向にあります。

そしてもう1つ、土地の価格に影響するのが、周辺の環境です。公園や学校、病院などが近くにある土地はそうでない土地に比べて若干価格が上がることがあります。逆に、葬儀場や墓地などが近所にある土地は比較的安く購入できることがあります。もし周辺環境にこだわりがない場合は、こうしたちょっと「ワケアリ」な土地の購入を検討してみるのもよいでしょう。

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上記の記事は、2011年12月16日現在のものです。掲載情報の著作権は株式会社オウチーノ(以下:弊社)に帰属します。情報内容は保証されるものではありませんので、万一この情報に基づいて被ったいかなる損害についても、弊社および情報提供元は一切の責任を負いません。予めご了承ください。

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