建築家と家づくりをするメリット(コスト編)

デザイン性や設計自由度の高さなど、建築家との家づくりにはさまざまなメリットがありますが、もう1つ忘れてはならないのが、柔軟なコスト調整ができるという点。今回は、建築家との家づくりで得られるコスト面のメリットについてご紹介します。

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建築家だからこそできる「コストコントロール」

相川直子+佐藤勤さんの作品事例「佐久平の住宅/A邸」

柔軟な発想とアイデアを提供する建築家・相川直子+佐藤勤さんの作品事例佐久平の住宅/A邸

一般的な建売住宅では、間取りや素材などが特定の仕様のみに限られており、選択の幅は広いとは言えません。その建売住宅で内装や設備を好みに合わせて変えようとすれば、一気に予算をオーバーしてしまうことも珍しくありません。一方、建築家が設計する住宅はすべてがオーダーメイド。施主の要望を聞きながら予算に合わせてデザインできる点は、建売住宅にはない魅力です。
建築家の家づくりは、施主とのヒアリングを経て図面を作成し、施工会社に見積りを取ることから始まります。見積りの結果、もし予算をオーバーしていても、材料をより安価なものに変更しつつ、建築家ならではのテクニックで高級感があるように見せたり、下地材など目には見えない部分の材料を工夫したりすることで、総額を抑えることが可能です。建売住宅にはないこうした細かな対応、つまり「コストコントロール」ができる点は、建築家に設計を依頼する大きなメリットと言えるでしょう。

ローコスト住宅だって実現可能!

「建築家との家づくりはお金がかかる」というイメージを持つ人も多いかもしれませんが、前述のとおり、建築家はハウスメーカーや工務店よりもきめ細かなコストコントロールが得意です。例えば建築費が2,000万円を切るようないわゆる「ローコスト住宅」にも柔軟に対応できます。
ちなみにこうしたローコスト住宅と、ハウスメーカーなどが販売する超低価格住宅は、似ているようで大きく異なります。建築家とつくるローコスト住宅の場合、こだわりたい部分とそうではない部分を切り分けることで、安くても満足度の高い住宅が実現可能です。例えば外壁なら、道路から見える建物の正面は高級感のある左官材で仕上げ、側面や裏面など人の目に付かない部分は安価なサイディングを使う……といった具合です。
お金がないからと言ってみるからに安っぽい佇まいでは、せっかくのマイホームにも愛着が持てないでしょう。予算が厳しい場合は、ハウスメーカーの格安物件よりも、建築家と建てるローコスト住宅を検討してみてはいかがでしょうか。

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上記の記事は、2015年10月30日現在のものです。掲載情報の著作権は株式会社オウチーノ(以下:弊社)に帰属します。情報内容は保証されるものではありませんので、万一この情報に基づいて被ったいかなる損害についても、弊社および情報提供元は一切の責任を負いません。予めご了承ください。

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